なぜマインドマップだと効率的なのか
その理由はマインドマップが「脳の使い方」そのものだから
昨日食べたランチは覚えているかもしれませんが、
1週間前のランチが何だったか覚えていますか?
覚えようと意識したものでさえ、思い出すのは難しいのに、
覚える必要が無いものなんて、なおさら思い出せないと思います。
1週間前は○曜日だから、その曜日の定例業務は○○があって、
その時顔を合わせる人は○○さんで・・・。
あ、その日は○○さんの出張帰りのお土産をもらったな・・・。
私たちは、記憶をたぐり寄せるようにして思い出すことをよく行います。
キーワードは「連想」です。
マインドマップはその記憶の繋がりを連想しながら書き出す、
脳の動きのまま無駄なく記述する方法だからなのです。
書籍をマインドマップに落とし込んだもの
提供元:(株)EXTREMEVISON
脳の記憶容量
私たち人間の記憶容量は、1ペタバイトと言われていて、
1ペタバイトというのは単位を変えると、100万ギガバイトの容量です。
HD品質のビデオは1ギガバイトで7分ですので、1ペタバイトは13.3年分で、
文字情報でいえば、引き出しが8千万個分の文字だらけの書類が収まってしまいます。
あんなにプレゼンテーションの時や、試験勉強に苦労しているのに、
脳の機能だけを見ると、どんな試験もパスできる容量があるのです!
これってスゴイと思いませんか?!
そして、
私たちがその機能を活かせていないのは、
単純に正しい使い方ができていない。
ただそれだけなのです。
Wikipediaより抜粋
『エビングハウスの忘却曲線』という記憶に関する実験結果は有名なのでご存知だと思いますが
これによると、「1日後には66%のことを忘れてしまう」ということです。
ということは、
記憶を定着させるためには、
反復継続して行う『復習』が何より大切と言われています。
しかし、実際の脳の機能として、明確に一言一句覚えてはいないかもしれませんが、
映像とともに覚えていることがほとんどです。
脳は自然と覚えているのです。
記憶を引き出せないのは、脳の仕組みを無視した学習法をしているからで、
脳の仕組みに合わせて、「連想」に従うのが効率的なのです。
まとめ
効率的な学習とは、脳の仕組みに逆らわず、自然と情報を「連想」に従って、
無駄なく引き出すことが出来るツールマインドマップが効率的です。